絶望の国・日本では「投資」しないと野垂れ死ぬ 昔は要らなかった金融教育が必須になった訳

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金融の知識がないとどうなってしまうのでしょうか(写真:Smit/PIXTA)
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岸田首相がNY証券取引所で「NISAの恒久化が必須」と話すなど、日常的な話題となりつつある資産運用ですが、中には投資に対して「危ないのでは?」「ギャンブルとどう違うの?」などと思っている人もいるはず。しかし、投資系インフルエンサーのレイチェルさんは「今後の日本では、投資をしないと野垂れ死ぬだけです」と指摘します。
レイチェルさんの書籍『月3万円で3408万円の超安心資産をつくる! 毎月5分のシン・米国株投資術』より一部抜粋、再構成してお届けします。

知らなきゃ「野垂れ死に」レベルのお金の話とは?

2022年4月より、高校で「ある授業」が必修となりました。「金融経済」と「資産形成」です。金融経済は新科目の「公共」で、資産形成は「家庭科」で、それぞれの授業が始まりました。

なぜ、高校で金融リテラシーの授業が必修となったのか? それは、国としてその知識が高校生に必要だと認めたからにほかなりません。

高校生は金融の知識を学ばなければならない。つまり「日本の教育には金融リテラシーを高める授業が必須だ」と判断されたのです。

言い換えれば、日本国民全員にとって金融の知識が必要ということです。高校生が必要なぐらいですからね。

昨今は人生100年時代だといわれ、これまでよりも長い人生設計が必要です。厚生労働省のHPでもこのように記されています。

「人生100年時代」に向けて
ある海外の研究では、2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計されており、日本は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えています。
100年という長い期間をより充実したものにするためには、幼児教育から小・中・高等学校教育、大学教育、更には社会人の学び直しに至るまで、生涯にわたる学習が重要です。
人生100年時代に、高齢者から若者まで、全ての国民に活躍の場があり、全ての人が元気に活躍し続けられる社会、安心して暮らすことのできる社会をつくることが重要な課題となっています。(厚生労働省HPより)
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