実は危ない?あの「酸素」の知られざる怖い性質 学校では教えてくれない「ヤバい物質・現象の話」3選

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

●火薬と爆薬も違う

火薬は銃の弾丸を打ち出したり、ロケットを飛ばしたりと、ものを動かしたり飛ばしたりすることに使われます。それに対して爆薬は、爆弾など、ものを壊すために使われます。そのため、火薬よりも爆薬のほうが爆発力も大きいのです。

爆薬は火薬よりも反応が速く伝わり、短い時間の中でエネルギーが出るため、同じエネルギーでも火薬より爆発力があるのです

③すべてを破壊する衝撃波の正体とは?

●音とは何か?

空気中で、音よりも速く進むものは、衝撃波を発生します。衝撃波とはそもそも何でしょうか。そしてなぜ発生するのでしょうか。

実は衝撃波が発生する仕組みは、音が生まれる仕組みと似ています。音は空気が振動することで伝わりますが、それは空気が詰まっているところとあまり詰まっていないところの圧力の差が波のように伝わるためで、衝撃波ももともとの原理は同じなのです。

●スピードを上げると?

音も衝撃波も、圧力の変化で生まれる「圧力波」の一種です。

例えば、止まっているジェット機からは、エンジンなどの音はまわりに360度広がります。しかしジェット機が飛び始めてスピードを上げていくと、ジェット機の後ろに出ていく音の波は後ろのほうにどんどん広がっていきます。一方、ジェット機の前に出ていく音の波は、ジェット機に追いつかれてしまい、押しつぶされていきます。

次ページ身近なところにも衝撃波
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事