気づけば「組織依存な会社員」全力で脱出するコツ 何がキャリアのブレ―キになっているか知ろう
これまでの頑張りが間違っていたわけではないので、キャリアの壁にぶつかったときに、自分自身を否定しないでください。むしろ、これまでの人生経験は財産です。キャリアに行き詰まったり、停滞感を覚えたりしたときには、自己否定の代わりにやってほしいことがあります。
それが「未来戦略」です。どうやってその課題を解決していくのか。「未来志向」「解決志向」で戦略を立てることが、今、佐藤さんがすべきことです。
キャリアを組織に預けている「組織依存」の状態から抜け出すためには、これからどう行動するのかを、自分の力で戦略的に考える必要があります。そこでぜひ取り組んでほしい「キャリア・ワークアウト」を紹介します。
「キャリア・ワークアウト」
【効果】
悩んでいるときは視点が「過去」に向き、「ああすればよかった」「あれが間違いのもとだった」と、後悔することに時間を費やしてしまいがちです。しかし、現時点でどうにもならないことに執着しても、悩みから抜け出すことはできません。
プロティアン・キャリアの基本姿勢は、「悩むより、考える。考えるより、行動する」です。この姿勢でキャリア・ワークアウトに取り組むことで、「なぜこんなことになってしまったのか」という原因追及ではなく、「これからどうするか」という未来の具体的なアクションを設定していくことができます。
行動に移せば、新たな選択肢が見えてきます。まずは視点を「未来」に向けることと、「行動」に移すことを習慣化していきましょう。
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