ポテトチップスはスーパーと同量入り
調味料類では苦戦したが、菓子はどうだろう。
100均で売られているものは、同一ブランド商品ではスーパーで売られているより少量サイズであることが多いが、カルビーのポテトチップス(うすしお味)は、どちらも同じ60g入りだった。
もし、100円以上で売っている店が多いとすれば、100均で購入したほうが安いことになる。しかし、残念なことにスーパーの売り場で確認した同商品は98円……これはスーパーのほうを褒めるべきだろう。ただし、同商品は9月1日より値上げの予定がある。ここで100円ラインを突破するかは見守るしかない。
ポテチでは負けたが、小麦粉や砂糖・油脂が値上がりする中、スナック菓子やクッキー類もじわじわ値上げされている印象がある。菓子類の品ぞろえが豊富な100均はありがたい存在だ。なんとか粘ってほしいと願う。
2022年に値上げされた食品を中心に100均食品の現状を見てきたが、やはり値上げの波はしっかり及んでいるようだ。小麦粉はスーパーで買うほうが割安だろうし、そもそも棚にない100円ショップもあった。値上げが続くと100均の棚から消えてしまう商品も増えてくるかもしれない。
先にも書いたが、100円にこだわる以上は、スーパーなどの通常用と比べて内容量を減らして対応するしかない。
改めて比較してみると、例えば焼きそばは通常品が120g入りのところ、100均食品は106gしかなかった。ドレッシングのボトルもスーパー用は180ml入りだが100均では150mlと、地道なコスト削減策が見て取れる。
こうした努力が100均の食品を支えてきたわけだが、さてこの先はどうなるのか。また半年後にリサーチしてみたい。
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