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「貧しいのは努力が足りないから」なのか? 所得格差解消のカギは「善意」にある

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ジョナ・ウィットキャンパー氏(撮影:今井 康一)

――極論すれば、お金持ちの子どもの中には、何もしなくても食べていける人がいるのでは。

米国には「シャツを着られるのは3代まで」ということわざがあります。中国にも「田んぼを持っていられるのは3代まで」という、同じような言い回しがあるようです。つまり、どんな富裕層でも、何もせずに豊かに暮らせるのは子や孫の世代までで、それ以降は安穏としていられないということです。

確かに富裕層の子どもや孫は、資産がある家に生まれたわけですから、自分で苦労しておカネを稼ごうとしなくてもいいかもしれません。ただ、本当に何もしないと、孫世代までで資産を9割方食い潰してしまうこともあります。成功している富裕層は、子や孫に慈善活動をうながし、そこからインスピレーションを得て新たな事業を興しています。先に述べたロックフェラー一族はその好例です。

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