サイダーの値段「ラムネの10倍だった」意外な歴史 中身の本質的な違いはなかったのに何故??
ところがサイダーは、ビールと同じように栓を開け、ビールと同じようにコップに注いで乾杯し、ビールと同じように芸者からお酌をうけることができたのです。
ラムネは宴席には適していなかった
これがラムネですと、ビー玉がふさがるのでスムーズにコップに注げません。また、子供が小遣いで飲む安価なラムネでは、宴席で寂寥感が漂います。高価なサイダーだからこそ、ビールと同程度のプレミア感を感じることができたのです。
しかもその名前は、ノンアルコール飲料にもかかわらず「シャンペンサイダー」という、お酒由来の名前。
こうしてサイダーは、今日のノンアルコールビールの先輩として、新しい市場を築いたのです。
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