DJ KOOさん、60歳過ぎてからも人生を楽しむ極意 YouTubeからTikTokLIVE、盆踊りのDJまで
よい距離感でやってこれたのがよかった
──バラエティーでのご活躍も目立ちますが、やはりDJ KOOさんといえばTRF。30年間も同じメンバーで仲良く活動を続けるコツはなんでしょうか。
DJ KOO:自分の仕事をしっかりこなすこと、そしてお互いを尊重することですね。TRFはもともとバンドのように仲がいい5人組がデビューしたのではなく、小室さんによって集められたメンバーなので、プライベートでのつながりはそこまであるわけではありません。仕事の仲間としてつかず離れず、よい距離感でやってこれたことがよかったのだと思います。
──バンドだと「方向性の違い」で解散することがありますが、TRFはもめたり、解散しようと思ったりしたことはなかった?
DJ KOO:もともとそれぞれの方向性が違っているので、もめたことはありません。むしろ方向性が違う5人が一緒になったときの強さや、「5人しかできないことがある」と感じられていることがいいのだと思います。
とはいえ一度、活動休止した時期はあったんです。小室さんのプロデュースのあと、セルフプロデュースという形で何枚かシングルを出したんですが、「“TRFらしさ”ってどういうことなんだろう?」と悩んでしまったんです。
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