北朝鮮が気勢、「米国の敵視政策を断固粉砕」 <動画>故金正日総書記の生誕73年で花火
北朝鮮・平壌では2月15日、翌日に生誕73年を迎える故金正日総書記を称揚する中央報告大会が行われた。
この場で、朝鮮労働党の崔竜海書記が金正恩第1書記を中心とした「唯一指導体系」の確立と体制への忠誠を呼び掛け、1月末に経済制裁を強化した米国に対しては、「われわれは米国の敵視政策を断固粉砕する」と、戦意の高さを強調した。
そして時計の針が2月16日の月曜日を指した瞬間、誕生日を祝う花火が平壌のスカイラインを明るく照らし出した。動画はその花火の模様を伝えたものだ。このように、北朝鮮の暦では、記念日や誕生日は大切なマイルストーンである。建国の父・金日成主席の4月15日の誕生日は最大の祝日であり、軍事パレード、マスゲームなどが行われる。
しかし、現在の指導者である金正恩の誕生日は、どうやら機密事項らしい。1984年の1月8日が誕生日とされているが、公式の祝賀行事は明らかにされていない。また、誕生日について触れるような公式な発言もなかった。
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