超難関の国家試験「W合格者」が教える最強勉強法 司法試験と公認会計士試験に合格、どう勉強?

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司法試験と公認会計士試験、W合格の筆者が勉強のコツを教えます(写真:ダイ /PIXTA)
新型コロナウイルスの感染拡大により、景気が後退。今後の雇用やキャリアに不安を感じて、仕事に役立つ資格取得を目指す人が増えました。しかし、昔より記憶力が低下していたり、そもそも勉強の仕方がわからなかったり、大人になってからの勉強はなかなか難しいもの。ブログ「弁護士公認会計士jijiたんの勉強方法ラボ」で人気を集める平木太生さんの『図解でわかる 試験勉強のすごいコツ』の一部を抜粋・再編集し、資格試験の勉強のコツをご紹介します。

勉強は、どうしても孤独な作業になります。ただ何となく授業を受け、ただ何となく復習をして、ただ何となくテストを受け、試験本番を迎えてしまうと、「何となく」の点数しか取れません。やみくもに勉強しても、それは今まで、どのような道を歩いてきたかを残さないで山登りをしているようなもので、どうしても勉強の成果、つまり自分の成長を実感できません。

勉強の成果を「見える化(可視化)」することによって、モチベを維持することができます。具体的に何を見える化するかというと、色々あります。

まずは勉強時間です。自分が「今日、何時間勉強したか?」という記録を付けることで、自分がどれほど勉強できたのかを把握することができます。勉強時間の見える化には、Studyplusなどのアプリが有効です。また、テストの結果も見える化しましょう。

テストの点数や回転数を見える化

初めて受けたテストの点数も重要ではありますが、より重要なのは何回も解き直した結果の点数です。初めて受けたときよりも、解き直して成果が上がっていくことを見える化できるほうが重要です。

そして、回転数の見える化も効果があります。「とにかく勉強は回転が重要だ」と、ブログや本で繰り返していますが、勉強ではとにかく回転が重要です。1回テキストを読んだり、問題を解いたりするだけで覚えられるほど、人間は記憶力が良い生物ではありません。

ですので、決まった教科書や問題集をひたすら回転し、その回転数を数えてメモしておくことをおすすめします。「正」の字でも良いのですが、日付などをメモしておくと、どれくらいの期間で何回転したかがわかります。

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