日本の「野球用グローブ」が圧倒的な人気を呼ぶ訳 「名手モデル」「湯もみ型付け」など機能も多彩

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紙幅の関係もあるので、2人の説明を整理して図表にまとめてみた。

(外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

「源田モデル」「今宮モデル」が大ヒットした理由

前述した「プロの有名選手と同じモデル」で、大ヒットしたのが、ゼットの「源田モデル」「今宮モデル」だ。同社が数年前に実施したアンケート結果をご覧いただきたい。

同調査の購入動機では、好きなメーカーに次いで「プロ選手の使用」が多いのだ。前述の一般愛好家への調査でも「憧れているグローブ=名手のモデル」という声があった。

「源田モデル」の源田壮亮選手(埼玉西武ライオンズ)は、NPBが守備の名手に贈る「三井ゴールデン・グラブ賞」を遊撃手として4年連続受賞中(2018~2021年)。「今宮モデル」の今宮健太選手(福岡ソフトバンクホークス)も同ポジションで5年連続受賞(2013~2017年)した。ゼットは両選手とアドバイザリープロスタッフ契約を結んでいる。

次ページ最初に開発したのは源田モデル
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