そう、猫は個体により味の好みがはっきりしていて、しかも飽きっぽいところがあります。そのためキャットフードの素材は、まぐろやかつお、サーモン、しらすなどの魚介系から、肉系も鶏、牛、鴨に七面鳥までさまざま。専門店ではあんこうやうさぎを使った逸品もあります。
猫を満足させるこだわりメニューたち
味付けもシチュー仕立てにテリーヌ、貝柱や合鴨をそえたものなど、時折「人よりいい物を食べているんじゃ?」と思うほど、おいしそうな商品名が並びます。ドライフードでは猫がかかりやすい病気のひとつ、尿道結石に配慮したものや、カロリーを控えた年齢別対応などの商品が増えています。
とあるGMSでキャットフードのアイテム数を数えてみると、ドライフード(袋)24品、ドライフード(個別包装の箱物)28品、缶詰48品、パウチ(おやつ・スープ含む)は41品ありました。コンビニでもおやつ類を含めると7~10アイテムほどが店頭に並んでいます。
犬猫問わずペットフードの購入先で最も多いのはホームセンターやディスカウントストア。そこではさらにアイテム数が多くなります。セブン&アイやイオンといった小売業各社もプライベートブランドのキャットフードを開発しており、ドライ・ウェット、おやつ用の数種類を置いています。
またペットショップなどから純血種を迎えるオーナーも増えたためか、日本ヒルズ・コルゲート(株)の「サイエンスダイエット」やフランスの「ロイヤルカナン」などの獣医師開発のプレミアムフードも台頭してきています。
わが家も猫が1匹おりますが、ドライから缶詰、パウチ、スープ、おやつを含めると常時、8~10種類はストックし、飽きないようにローテーションしています。これは「おいしく食べてくれるなら」「健康でいてくれるなら」と、つい買い物カゴに入れてしまった結果でもあります。
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