「女の涙」をスルーすべき、これだけの理由

男性にも、"同様の現象"があるじゃないか

女性の涙は、うろたえるほどのものではない?(写真:naka / Imasia)

いつも和やかに、おだやかな雰囲気の中で働けるなら、それに越したことはありません。でも、時にはトラブル・いさかいをきっかけに、職場が不穏な空気に包まれることもありますよね。

深読みすると、逆効果?

そのきっかけが、ビジネスの現場で女性が流す涙。その場に居合わせた男はとたんにうろたえます。

以前、当コラムでも書いたとおり、男は「知っていること」しかできませんから、自分の中にない感性や、自分は滅多にしない行動を目にすると、どう対処していいか分からなくなりパニックに陥るのです。

そもそも、恋人や家族の涙に対してすらオロオロしてしまい、あまりの動揺に「泣くなんて卑怯だ!」と怒り出すことの多い彼ら。ましてや仕事相手に泣かれるなんて、想定外のことにびっくり。あくまで理性的にビジネスを進めたい男たちにとって、女の涙は、実にウンザリしてしまう要因です。

ではそもそも、なぜ女性は泣くのでしょうか?

過去さまざまな研究がありますが、 女性は男性よりも感性が繊細で、ちょっとした感情の起伏が表情に大きく表れるといわれています。いわば敏感なセンサーを積んでいる計器のようなもの。ですから「努力が実らなくて悔しい」「怒られて恥ずかしい」といった感情が増幅し、つい涙が出てしまうこともあるわけです。取り立てて大きな理由があるということでは必ずしもないのです。

よくおじさんたちが「いやぁ、年を取ると涙もろくなっちゃって」と(うれしそうに)ぼやきますが、女性たちはつねにその状態にあるとも言えるでしょう。

つまり、涙は自然に出てくるものであって、止められない生理現象。体を動かすと汗が出るのと一緒で、逆にいうと、そこに何かしらのメッセージ性を読み取ろうとするのは間違いです。

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