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「奨学金290万円」女性、年収120万円での返済生活 非常勤講師を経て正規雇用も、パワハラで退職

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「奨学金を借りて大学に行けたことは、本当に良かったと今でも思っています。大学ではいろんな地域から来た、いろんな考え方の学生に出会えて、広い世界を知れて、いろんな生き方ができるということを学べました。

奨学金制度がなかったら、資格も何もない状態で高卒で就ける仕事だけをして、必然的に学士の人たちとの接点もないまま、地元の狭い世界の中にいたのだと思います。

私は奨学金の存在を教えてもらって『知ること』ができた。未成年のうちは親の扶養ですが親を変えることはできないので、『知ること』ができれば環境を変えられるチャンスがあるっていうことを、今の中高生たちには覚えていてほしいですね」

苦労も今は糧に変えている

他方で、三宅さんは過去に体験してきた貧乏、病気、パワハラといった苦労も、少しずつ糧に変えていっている。

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「今、占い師の仕事をしていて思うのは、『みんな、自分より幸せな人の話には聞く耳を持たない』ということ。

いくら親身にアドバイスをしても『あなたは私みたいな大変な経験してない!』と言い返されることは、占い師にとってはよくあることなんです。

でも、私は一通りの不幸を体験したことで話に説得力があるみたいで、『三宅さんができるなら、私もできるのかも……』というように、前向きになれるスイッチを入れてあげられる。今となっては、過去の不幸も利点になっているのかなと思いますね」

そもそも、親友がカウンセリングしてくれて……というのも、元はと言えば大学に行ったからこそ起きた出来事。彼女にとって、奨学金は学費であると同時に、ある意味では、治療費でもあったのかもしれない。

本連載「奨学金借りたら人生こうなった」では、奨学金を返済している/返済した方からの体験談をお待ちしております。お申し込みはこちらのフォームよりお願いします。

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