学生が「いちばん頼りにする」就活サイトTOP10 新興口コミサイト、この5年で人気が急上昇

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次に検証したいのは、「最も活用している就活サイトTOP10(単一回答)」だ。「活用している就活サイト」は「とりあえず登録」のサイト。「最も活用している就活サイト」はメインで使っているサイトであり、最も信頼しているサイトであるともいえる。

1位は「マイナビ」。文系では48%と半数に近く、理系でも4割近い。2位以下は10%台だからかなり差がある。2位は「ONE CAREER」(文15%、理19%)、3位「リクナビ」(文10%、理12%)だ。以下は10%に届かず、4位「楽天みん就」、5位「Offer Box」である。この順位は2022年卒でも同一であり、数字の開きを見ると来年も同じ順位になる確率が高い。

学生が支持する理由は?

学生が就活サイトを選ぶ理由を探ってみよう。「マイナビ」と「リクナビ」は似ている。どちらも「アプリが使いやすい」「企業数が多い」「有名だから」「信頼できる」「イベントが充実」が評価されている。

労力をとられるエントリーシート作成・提出を省力化するシステムも大きな理由だ。「マイナビ」の「My CareerBox(マイキャリアボックス)」や、「リクナビ」の「OpenES(オープンエントリーシート)」を使う学生は多い。

また、「大学から推奨された」というコメントが多いのも両サイトの特徴だ。プレエントリーを「マイナビ」や「リクナビ」に限定する企業があるから使わざるをえないという理由もある。

だが、どのコメントも受け身であり、積極的な姿勢は感じられない。そういうニュアンスも両サイトは似ている。

口コミサイトや逆求人サイトに対する学生コメントは、「マイナビ」や「リクナビ」とまったく違う。口コミサイトで使われている単語を見ると「参考になる」が多い。何の参考になるのかと言えば「エントリーシート(ES)」「選考」「面接」だ。体験談が過去にさかのぼって掲載されており、毎年の選考フローも知ることができる。つまり実践的だ。

また、「ONE CAREER」ではほかの口コミサイトに比べ「エントリーシート」という言葉が多い。学生は、多数の合格エントリーシートをお手本に自分のエントリーシートの構成や言葉を工夫しているようだ。

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