ゴルフのマスターズ、コロナ払拭した現地の実情 オーガスタでは会場はほぼノーマスクだった
優勝は25歳のスコッティ・シェフラー。最終ホール18番に集まった数千のパトロンは優勝の瞬間歓声を上げ、スタンディングオベーションでシェフラーをたたえる様子は、コロナ禍前と全く変わらなかった。
松山英樹は14位タイで、前年優勝者として表彰式に登場し、初優勝のシェフラーにグリーンジャケットを着せた。復帰のタイガー・ウッズは47位と沈んだが膝の痛さを堪えたプレーし、多くのパトロンを引き連れて歓声を浴びていた。この、タイガーの復帰もマスターズ人気に拍車をかけていた。
マスターズ期間中は会場周辺のレストランの賑わいは絶えることがなく、人気のステーキ屋は1時間待ちの行列ができていた。レストラン前にはバンドが出ていて、入場待ちのお客がビールを片手に会話を楽しんでいた。もちろん、マスクはつけていない。オーガスタナショナルへ通じるワシントン通りの渋滞はマスターズの恒例ともいえる。朝日を浴びながら渋滞の列にいると、マスターズ人気は衰えをしらないことを実感する。
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