「保育園イヤ!」駄々こねる子を納得させる声かけ トイレトレーニングがうまくいかないときは?
もしも、子どもがいじめられているときには、「先生に話してあげるからね」と優しく声をかけて、お子さんがいるところで先生に話をしてください。
子どもはお母さんが約束どおりに話をしてくれている様子を見て、「ちゃんと先生に言ってくれている。自分を守ってくれている」とうれしく思いますよ。子どもが困っていることがあれば、なんでも先生に相談しましょう。
幼稚園や保育園で、「いつも1人で遊んでいる」と悩むお母さんもいますが、1人遊びが好きな子どももいるので心配しなくていいですよ。ただ、子どもの友達関係は把握しておいたほうがいいですね。
トイレトレーニングがうまくいかないとき
〇:パンツをはきたくなったら言ってね
1歳ぐらいからトイレトレーニングを始めようと考える方が多いようですが、私は4人の子どもたちにまったくトレーニングをしませんでした。
私の母は、私のおむつを「1歳ぐらいでとった」とよく言っていましたが、当時は布おむつでした。毎日の洗濯が大変ですし、当時は1歳ぐらいでパンツをはかせることが多かったようですね。
その当時の父親、母親が祖父母になり、「あなたに1歳ぐらいでパンツをはかせた。早くおむつをとったほうがいい」と言うんでしょうね。それで、「1歳ぐらいでトイレトレーニングを始めたほうがいい」と考えるお母さん方が多いのではないでしょうか。
膀胱に尿がたまるとトイレに行きたくなるのですが、「トイレに行きたい」と思うようになるまでにはほぼ2年かかるようです。そのことを知ったときに、「1歳でおむつがとれるのは難しいよね」と思いました。
長男が生まれたのは1991年。紙おむつを使っていましたが、「ランドセルのなかに紙おむつを入れて行く子はいないから、6歳までにとれればいい」と思っていましたね(笑)。
母は長男が1歳過ぎた頃から「そろそろおむつをとったら?」と何度も言っていました。長男が3歳になった頃にはいちばん大きなサイズのXLの紙おむつをしていたから、母は「そのサイズで入らなくなったらどうするの」と心配しました。
でも私が、「大人用のおむつがあるから大丈夫!」と答えると、母は「そこまで覚悟を決めているのなら、もう私は何も言わないわ」と言って、それからは何も言わなくなりましたね(笑)。
長男が1歳ぐらいの頃、「1歳からトイレトレーニングを始めましょう」という意見が多かったです。
おもらしした1歳の子どものお尻をたたくお母さんの話をよく聞きましたね。「おもらししたからお尻をたたいたら、おもらししなくなり、おむつがとれた」と言っていましたが、たたかれた痛さで覚えさせるのは動物の調教のようで、トイレトレーニングではないと思いました。
私は、「6歳までにとれればいい」と思っていて、トイレトレーニングを何もしなかったのですが、長男が3歳になった頃に、おむつがとれました。ある夜、寝る前にパンツタイプの紙おむつをはかせようとしたら、「これ暑くてイヤだぁ」と言って紙おむつを投げて、パンツをはきたがったのです。
それを見た1歳半ぐらいの次男も兄のまねをして、「ぼくもイヤだぁ」と紙おむつを投げてパンツをはきたがりました。それで、そのときに2人同時におむつがとれたのです。私は何もしていないのに。そのとき、「1歳半ぐらいでも自然におむつがとれるんだなぁ」と驚きましたよ。
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