波乱相場で投資に失敗しない「10のキーワード」 5月の株式市場にどう立ち向かえばいいのか

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4月後半はNYダウが2度も一時1000ドル超の下落、ナスダック指数は年初来安値を更新した。5月の相場にどう向かえばいいのだろうか(写真:ブルームバーグ)

いよいよ、5月3~4日のアメリカのFOMC(連邦公開市場委員会)が迫ってきた。直前の相場といえば、4月後半のニューヨーク(NY)ダウは一時1000ドル超の下落が2度も出る、まれに見る波乱相場だった。5月相場を勝ち抜くためにも、まずはこの4月後半の動きを振り返ってみたい。

4月はネットフリックス+パウエル発言が引き金に

4月18日の週は5月の上昇を期待させるような上昇を見せた。19日のNYダウは前日比499ドル(1.5%)高、ナスダックも同287ポイント(2.2%)高と大幅反発だった。この理由は、引き締め強化で売られていた市場が景気の強さを評価して買われたためだ。

続く20日もNYダウは同249ドル高と続伸した。だが、ナスダック総合指数は同166ポイント安と明暗を分けた。この理由は、主に1~3月期の決算が予想を上回ったIBMが7%高となった反面、ネットフリックスが有料契約者数の減少を嫌気され、35%安と暴落したためだ。

この「ネットフリックスショック」は翌21日も続き、NYダウは同368ドル安、ナスダックも同278ポイント安と反落した。ただ、この日の下げの主な理由はジェローム・パウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長の引き締め強化のオンライン発言によって、金利が急騰したためだ。

そして、この金融引き締め加速発言は翌日も影響を与えた。22日のNYダウの終値は同981ドル(2.8%)安となり、4月1回目の「一時1000ドル安」で、終値としても今年最大の値下がり幅となった。ナスダックも同335ポイント(2.6%)安となった。

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