会社でガス抜きができない人の仕事がこじれる訳 正しい「相談」「質問」「雑談」の仕方とは?

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コロナ渦でテレワークが進んだことで、雑談の量が減っているといわれています。

しかし、「雑談」はストレス解消において非常に大切です。「雑談」の心理的効果に関する研究によると、職場での雑談には、ポジティブな気持ちを増やし、燃え尽き症候群を減らす効果があることがわかりました。
また、有名な心理学の法則「ザイオンス効果(単純接触効果)」によると、接触回数が増えるほど親密度は深まります。

雑談にもガス抜きの効果がある

今、テレワーク中に燃え尽きたり、うつになったりする人が増えています。その理由として「雑談力不足」が指摘されています。雑談には癒やしの効果、ガス抜きの効果があります。

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休憩時間には、机の前に座ったままスマホを触っている人も多いでしょう。しかし休憩時間は積極的に「雑談」することをおすすめします。スマホは「目と脳を疲れさせる」「座り続けることで、頭と身体のパフォーマンスを下げる」と、ダブルで逆効果なのです。

仕事でいっぱいいっぱいになると、つい誰にも相談できずに自分の中に溜め込んでしまったり、ぐるぐると頭の中で考えたりしてしまいがちです。でも、仕事の基本は「アウトプットすること」。

仕事がうまくいかないときは、「アウトプットが足りていないのかも?」と疑って、「相談」「質問」「雑談」を意識してみましょう。

人に話すのがハードルが高いと感じるときは、ノートや紙に自分の考えや思いをただ書き出すだけでも、ストレスを発散したり思考を整理したりする効果があるのでおすすめです。

樺沢 紫苑 精神科医、作家

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かばさわ しおん / Shion Kabasawa

1965年、札幌生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。2004年からシカゴの イリノイ大学に3年間留学。帰国後、樺沢心理学研究所を設立。SNS、メールマガジン、YouTubeなどで累計40万人以上に、精神医学や心理学、脳科学の知識・情報をわかりやすく伝え、「日本一、情報発信する医師」として活動している。『学びを結果に変える アウトプット大全』(サンクチュアリ出版)、『読んだら忘れない読書術』(サンマーク出版)、『脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術』(大和書房)など著書多数。

 

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