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「ジャイキリ」弱者が強者を倒すお蔵入りアイデア 妄想を実現した者が世紀の番狂わせを起こす

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  • 金巻 龍一 GX代表取締役、元日本IBM常務執行役員
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今まで躊躇していたものを、なぜお話ししていただけるのか。その理由は私がコンサルタントという部外者だからだろう。加えて、超短期間で戦略について少人数でディスカッションをするウォールームという形式をとっていることも影響している。

少人数(座談)の効用については、読者の皆さまも実生活でいろいろ体験があると思う。ここでは、形式張った話や、そもそもといった話を伺う暇はない。最初に「短期間」でとお断りしているから集中でき、かつ距離感の近い議論ができるのだと思う。

「あ、今ならできるね」となった過去のアイデア

すると、おもしろいことが起きる。そのアイデアが出た当時は、まったく実現性がないと思われていたのに、今の技術だと簡単に実現できるようになっていたり、あるいは、M&Aのような、当時はいろいろな理由で躊躇してしまった手段が、今なら普通に検討できるようになったりしている。「あ、今ならできるね」となることがある。

当たり前の話だが、すべての企業が「世紀の番狂わせ」ができるわけがない。が、夢を描いてみるのは悪いことではない。どんな小さな企業であっても、それを口に出せば、非現実的、分不相応といわれるような妄想をもっていいと思う。

今を時めくソフトバンク、ユニクロ、海外でいえばグーグル、スターバックス等々は、最初に妄想を描き、それを実現してきた企業であることは広く知られている。

何よりも、若い世代の社員に、また希望とモチベーションが生まれるはずだ。

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