恋愛・夫婦関係で失った自己肯定感を高める方法 他人に振り回されてしまったときのセルフケア
周囲の人はあなたに対して過度に気を遣い、腫れ物扱いして密に接しようとしなくなります。これはあなたにとって、けっしてプラスにはなりません。
イライラがつのったときは、いつ、どこで、なににイライラしたのか、それに対してどんな行動、態度を取ったのかを、すべてノートに書き出しましょう。自分の感情や行動を可視化すると、イライラを表に出すことのデメリットが見えてきます。
感情の整理がついたら心のゴミ処理は完了です。
批判や悪口が多い人とは関わらない
ネガティブな感情は伝染することをご存じですか? 不安やストレスを言葉や態度で表す人のそばにいると、周囲の人も同じ感情を持つ確率が高くなることが研究でわかっています。
また、別の研究では、ストレスのある人を見ただけで、ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルが高くなるという報告もあります。
常に不平不満を口にし、イライラしていて、人の悪口ばかり言う人と一緒にいると、こちらまで嫌な気分になります。その時点であなたはネガティブな感情に冒されていますし、あなたにとってプラスになりません。
そういう人とはできるだけ距離を置き、関わらないようにしましょう。「この人といると疲れるなあ」と思ったら、その直感は合っています。他人のネガティブ感情から身を守りましょう。
怒りを覚えると神経伝達物質のアドレナリンやノルアドレナリンが分泌され、血圧が上昇したり、心拍数が上がったりします。怒りは心身にダメージを与えるので、できるだけ怒らずに済むようにしたいものです。
カッとなったとき、怒りを理性的にコントロールしてくれるのが脳の前頭葉です。しかし、この前頭葉のスイッチが入るまでに6〜7秒かかるのが難点。そこで、カッとなったときは、心のなかでゆっくり6秒数えます。そのあいだに前頭葉が働き出すので、カッとなって暴言を吐くようなことを回避できます。
怒りを手放すと、ストレス症状や血圧、睡眠の質、免疫力など、心身の状態が改善されることがわかっています。心身をいい状態に保つためにも、「怒りが湧いたらまず6秒」を心がけてください。
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