地銀協会長「極めて収益確保が難しい状況」

長期金利低下、債券先物は最高値更新

 1月14日、全国地方銀行協会の寺門一義会長は、地銀同士の再編や統合の動きについて「個別の経営の念頭に常にある」と述べた。金融庁、昨年8月撮影(2014年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 14日 ロイター] - 全国地方銀行協会の寺門一義会長(常陽銀行 <8333.T>頭取)は14日の定例会見で、長期金利が低下傾向をたどっていることについて、地銀としてどのように収益を確保するか極めて難しい状況にあると述べた。

長期金利は史上最低水準となっているが、寺門会長は「資産運用のポートフォリオの構築が一段と難しくなっている。どのように資産のリバランスを図っていくか、資金利益に代わる手数料ビジネスの強化など、収益力の強化が課題」と語った。

横浜銀行 <8332.T>と東日本銀行 <8536.T>の統合など地銀同士の再編や提携の動きが相次いだが、地銀同士の再編や統合の動きについては「個別の経営の念頭に常にある」と述べた。

自民党のプロジェクトチームが提言した日本政策投資銀行や商工中金の民営化先送りについては、先送り方針に理解を示す一方で、政府系金融機関による民業圧迫の事例が「全くないわけではない」とし、大前提として、政府系金融機関は民間の補完業務に特化すべきだとの見解を示した。

(和田崇彦)

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