3号車と8号車には車内サービスの拠点となるカフェカウンターを設け、アテンダントが席まで注文を取りに来る“伝統”のシートサービスもVSEで復活させた(2016年の終了後はワゴンサービス)。両号車はほかの車両と違い丸天井でないが、細い天窓が設けられている。3号車にはテーブルを中心にして4人で使用できる、ヨーロッパを走る鉄道のコンパートメントのような半個室を3つ用意した。
VSEで展望席も復活
運転台が上にある客室の先頭部は、展望席を設けた先輩の3100形「NSE」やLSE、10000形「HiSE」の前面窓にあった中央の柱もなく、1枚の大きな3次元曲面ガラスで、より迫力のある眺めが楽しめるようになっている。
中間車も客室内は約2.5mあるドーム状の高い天井と、側面の幅4mの連続窓が印象的で、リクライニングシートは車窓がより楽しめるよう、窓側に向けて5度傾けてある。窓には上品な印象の白のロールカーテンを設けた。床にはホテルのような高級感のあるカーペットを敷いた。
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運転室は展望席の“天井裏”にある
(記者撮影) -
運転席へははしごを使って上る
(記者撮影) -
運転席へははしごを使って上る
(記者撮影) -
座椅子のような運転席
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運転士はまず後方を向いて座る
(記者撮影) -
運転士は座席を回転させて前を向く
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前方を向いた状態の座席
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運転席からの前方の眺め
(記者撮影) -
運転席からの前方の眺め
(記者撮影) -
運転席にはテーブルがある
(記者撮影) -
足をテーブル下のスペースに伸ばした格好で運転する
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奥のほうにペダルがある。左が前照灯の切り替え、
右が気笛(警笛)だ(記者撮影) -
正面にはタッチパネル式の画面が2つ
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正面左側の画面
(記者撮影) -
正面右側の画面
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運転席左の側面
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後方を確認するモニターがある
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加速やブレーキはこのハンドルで調整する
(記者撮影) -
加速やブレーキはこのハンドルで調整する
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右側面のモニターとスイッチ類
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計器は基本的に画面に表示するが
アナログの圧力計も(記者撮影) -
前方から見た運転席
(記者撮影) -
添乗などでもう1人乗るときはこのような
体勢になるという(記者撮影) -
窓が開かないため側面に非常口がある
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停止目標を合わせるための黄色のしるし
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黄色のしるしは左右の窓にある
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はしごを操作する運転席側のスイッチ
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運転室から見た客室
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この天井裏に運転室がある
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ブルーリボン賞のエンブレム
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座席は5度外側を向いている
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天井はドーム型で開放感がある
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連接構造がVSEの大きな特徴だ
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VSEは10両編成
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乗務員室の扉には丸い窓
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車掌が操作するスイッチ類
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乗務員室には身だしなみチェックの鏡が付いている
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2005年に日本車両が製造した
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手すりには点字
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1号車と2号車の間の乗降ドア
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客室内のドア
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中間車の座席
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左右で異なる中間車の扉付近のデザイン
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扉の上部にモニターを配置
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天井は暖かい印象の間接照明だ
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座席は少し外側を向いている
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側面の窓は幅が4mある
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3号車(奥)は床の材質が異なる
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3号車は4人用の半個室(サルーン)が3つある
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3号車のサルーンの天井
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3・8号車には天窓がある
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ヨーロッパを走る鉄道のコンパートメント車
のような座席(記者撮影) -
サルーン席はガラスで仕切られている
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通路側のサルーンの表示
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カフェカウンターだった部分
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かつてはシートサービスなどの拠点だった
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カウンター横の通路部分の窓は天地も広い
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通路の上部にも天窓がある
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「岡部憲明アーキテクチャーネットワーク」による
デザインであることを示すプレート(記者撮影) -
カウンターの内部には飲食物提供用の機器類が並ぶ
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身だしなみを確認するための鏡がある
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コーヒーサーバーやシンクなどがあるカウンター内
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木目調でまとめられた車内
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洗面台のカーテン。右隅に「VSE」の文字がある
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洗面台は広く、大きな鏡がある
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列車内とは思えない広々とした多目的トイレの内部
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座席の背面にテーブルが取り付けられている
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3・8号車以外はドーム状の天井
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8号車は3号車と違い、サルーンでなく
普通席(左奥)になっている(記者撮影) -
8号車には車いす用の座席がある
(記者撮影) -
車いすで利用しやすいように8号車の扉は広い
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8号車のカウンター横通路
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ほかの車両より座席数が少ない8号車の普通席
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8号車(奥)は普通席も床材が異なる
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“海側”の最前列
(記者撮影) -
“山側”の最前列
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新宿寄りの先頭車の車内
(記者撮影) -
新宿寄りの先頭車の車内
(記者撮影) -
座席は向かい合わせにしても窓側を向く
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窓にはロールカーテン
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展望席手前の座席は足元が広い
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展望席との間のドアは通常使用しない
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展望席側から見た客室内
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人気が高かった展望席
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天井の照明もスタイリッシュだ
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VSE自慢の展望席の最前列
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最前列はやはり特別感がある
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前面の3次元曲面ガラスは独特の形状
(記者撮影) -
側面の窓も流線形になっている
(記者撮影) -
側面の窓も流線形になっている
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車両先端の窓は独特な形状
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最前列には引き出して使うテーブルもある
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展望席もほかの座席と同じ一般料金で乗車できた
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運転室へのはしごを操作するスイッチ
(記者撮影) -
運転室へのはしごを操作するスイッチ
(記者撮影) -
はしごはこのように展開される
(記者撮影) -
はしごはこのように展開される
(記者撮影) -
はしごはこのように展開される
(記者撮影) -
はしごは展望席の通路の間に下りる
(記者撮影) -
はしごは展望席の通路の間に下りる
(記者撮影) -
真正面から見たVSEの先頭部
(記者撮影) -
真正面から見たVSEの先頭部
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前方から後方へ流れるようなデザインだ
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VSEは見る角度によって“表情”が異なる
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上部の少し膨らんだ部分が運転室。その側面に細い窓がある
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運転室側面、窓の後ろに非常口がある
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下部は台車部分を除いてカバーで覆われている
(記者撮影) -
下部は台車部分を除いてカバーで覆われている
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連接構造はVSEの大きな特徴の1つ
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この角度から見るとかなり丸みを帯びている
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「ありがとう!」の記念装飾
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前照灯は前面下部にある
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通常は前照灯を全光(ハイビーム)にして走行する
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最前部中央に4つ並んだ前照灯
(記者撮影) -
最前部中央に4つ並んだ前照灯
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尾灯を点灯させた状態
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窓のラインの下には「VSE」のロゴ
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車体側面に描かれた大きなロゴ
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屋根に取り付けられた運転室の窓のワイパー
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パンタグラフは3号車と8号車
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側面下部を覆うカバー
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小田原寄りの先頭車と特急の停止目標
(記者撮影) -
小田原寄りの先頭車
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展望席の窓は3次元曲面ガラス
(記者撮影) -
曲線が近未来的な印象を与えている
(記者撮影) -
2023年秋ごろまでは臨時列車で運用する
(記者撮影)
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