スクープ!これが北朝鮮「5.30談話」だ 現場の自主性発揮を求める政策の全貌

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
画像を拡大
2ページ目

経済に対する指導と管理を客観的な経済法則と科学的利益に合致するように行い、最大限の経済的実利を保障するようにしなければなりません。

われわれ式の経済管理方法は、科学技術と生産・経営管理を組み合わせ、科学技術の力によって経済を発展させていく革新的な管理方法とならなければなりません。

経済指導と企業管理において科学技術の発展に最優先的に力を入れ、生産と企業管理のすべての工程と要素を科学化しなければなりません。

すべての企業体が新技術の研究開発を積極的に推進し、科学技術と生産が一体化した企業、技術集合型企業へと転換し、発展するようにしなければなりません。

社会主義企業責任管理制は、工場、企業所、協同農場が生産手段に対する社会主義的所有に基づいて実際の経営権を持ち、企業活動を創意的に行い、党と国家の前に負っている任務を遂行しつつ、勤労者らが生産と管理において主人としての責任と役割を全うするようにする企業管理方法です。

各企業体はまた、製品開発権や品質管理権、人材管理権を行使し、知識経済時代の要求に即して新技術、新製品を積極的に開発し、製品の質を改善して企業体の競争力を高めつつ、科学者、技術者と勤労者らを最先端突破戦の主人として推し立て、企業体が新技術の積極的な所有者、創造者となるようにしなければなりません。

そのようにすることが科学技術と生産の密着であり、知識経済へと進む道です。

次ページすべての勤労者は自主的に動くように
関連記事
トピックボードAD
政治・経済の人気記事