スクープ!これが北朝鮮「5.30談話」だ 現場の自主性発揮を求める政策の全貌

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
画像を拡大
4ページ目

経済指導幹部はもちろん、すべての幹部が、苦難の行軍の時期から今日に至るまで国の経済問題と人民生活問題を解決できずにいる現実の前で自ら深く反省すべきであり、党の思想貫徹戦、党政策擁護戦に一身をすべて捧げるという悲壮な覚悟を持って奮起しなければなりません。

幹部らは、一日も早く経済を発展させて人民生活問題を解決するための党の構想と意図を思想的に受け止め、信念によって体得しなければならず、経済問題を解決するには決定的に経済管理方法を革新しなければならないという正しい観点を持たなければなりません。

幹部らはまた、党がやれと言った通りにのみやれば必ず経済事業で転換を起こし、人民が幸せな生活を思う存分に享受する社会主義強盛国家を建設することができるという固い信念を持たなければなりません。

幹部らが古い枠や格式から脱し、経済管理において提起される諸問題を新世紀の要求に即して革新的に解決していかなければなりません。

幹部らが先進的な経営管理知識を習得し、指導管理水準を決定的に高めなければなりません。

各党組織は、経済部門のすべての幹部が革命任務の遂行に全身全霊で取り組み、経済管理を改善する上で自分が負っている責任を全うするよう、彼らに対する党生活指導を綿密に行わなければなりません。

福田 恵介 東洋経済 解説部コラムニスト

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

ふくだ けいすけ / Keisuke Fukuda

1968年長崎県生まれ。神戸市外国語大学外国語学部ロシア学科卒。毎日新聞記者を経て、1992年東洋経済新報社入社。1999年から1年間、韓国・延世大学留学。著書に『図解 金正日と北朝鮮問題』(東洋経済新報社)、訳書に『金正恩の「決断」を読み解く』(彩流社)、『朝鮮半島のいちばん長い日』『サムスン電子』『サムスンCEO』『李健煕(イ・ゴンヒ)―サムスンの孤独な帝王』『アン・チョルス 経営の原則』(すべて、東洋経済新報社)など。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
政治・経済の人気記事