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津田大介氏「今の若者はゼロイチで考えすぎ」 ”減点型社会”が若者を変えた?

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  • 原田 曜平 芝浦工業大学デザイン工学部UXコース教授
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原田:以前、高校生のグループインタビューをやったときも津田マニアがいましたよ。世の中でいちばんすごい人が津田さんだと思っているみたいでした(笑)。学割とかやってみたらいいんじゃないですか?

津田:学割はぜひやりたいのですけど、システム的に面倒くさくてできないんですよね。でも、デフォルトで840円なのですが、学生でも購読しやすいように630円にしてるんですよ。

ちなみに僕は、新しいメディアの資金集めのためもあってメルマガをやっているので、内容には興味がないけど投資の意味でとってくれている方もいます。だから、僕個人のファン、情報が面白いと思ってくれている人、将来のために投資してくれている人と、たぶん3種類の購読者がいると思います。

原田:資金集めは順調ですか?

津田:月630円のうち、配信業者への手数料を除くと収入は65%なので400円くらい入ってきます。2500人で月100万円の計算になるので、100万円あれば2人雇えるかなと思って、2011年の9月に始めました。

購読者数の目標は達成できましたが、収入が増えても大半が人件費に消えていきます。10%しか収入にならない本に比べればメルマガは効率よく稼げますが、資金集めが目的となるときついですね。構成係がいるものの、全体の最終確認はしなきゃいけないし、以前にも増して信じられないくらい忙しくなりました。

以前、TOYOTAの企画で、プリウスPHVで東北に行って乗り心地などをユーストで発信する、ということをやったのですけど、TOYOTAがそのときのおカネを300万円くらい出してくれたのです。しかも内容はいっさい文句をつけず、何をやってもいいという企画でした。

原田:へえ~。すごいですね。

津田:僕らだけで300万円を集めるとなると大変だけど、こういうやり方もありだと思いましたね。TOYOTAの広告予算から考えれば300万円なんて微々たるものですしね。ジャーナリズムをやるときに、CSR的な取材に絡めて特定の企業からおカネをもらうのも面白いなと。

原田:それはいいやり方かもしれないですね。ところで、政治関連のメディアも作られていますね。

津田:ええ。政治ってつまらないじゃないですか。結局、報道がつまらないんですよ。政治ってもっとダイナミックで面白いと思うのですけど、新聞やテレビは政局報道中心で、結局、何がなんだかわからない。だからもっと政策中心に報道したいと思っています。

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