トヨタ「ライズ」がSUVブーム牽引する納得理由 コスパの裏で光る開発担当・ダイハツの貢献度

✎ 1〜 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 8 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
トヨタ自動車の「RAISE(ライズ)」(右)は167万9000円~、ダイハツ工業の「Rocky(ロッキー)」(左)は170万5000円~。コスパの良いコンパクトSUVとして幅広い世代の人気を集めている(撮影:梅谷秀司)

特集「図解!マーケティング最前線」の他の記事を読む

街での普段使いからアウトドアまで幅広く使える車として、日本でもSUV(スポーツ用多目的車)の人気は急速に高まっている。中でも人気なのが、全長が4.0mから4.3mほどで小回りの利くコンパクトSUVだ。このカテゴリーには日本車メーカーに加え、近年は輸入車もこぞって新型車を投入し、活況を呈している。

足元のコンパクトSUVブームを牽引するのが、トヨタ自動車の「ライズ」とダイハツ工業の「ロッキー」だ。この2車種は兄弟車として、2019年11月にデビュー。2車種を合わせた新車販売台数は2020年3月まで5カ月連続で登録車トップを記録した。その後、コロナ禍で2020年4~5月の販売台数は落ち込んだものの、年間を通じてコンスタントに売れ続けた。

次ページトヨタのライズもダイハツが開発
関連記事
トピックボードAD