がん治療の正解 標準治療の最前線

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がんは2人に1人がかかる病気だ。適切な治療法を選ぶために、まず知っておきたいのが「標準治療」。不正確な情報に翻弄されない、がんとの正しい向き合い方ガイドをお届けする。

本誌:長谷川 隆、風間直樹、井艸恵美、石阪友貴

週刊東洋経済 2020年9/5号
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「お酒を交えながら楽しく情報交換をするのが好きだった。今も仲間が誘ってくれるが、毎回断るのが忍びない」

今年1月に胃がんの手術をした50代の男性は、長年企業の広報担当を務め、仕事仲間と会食をする機会が多かった。しかし手術後は、食べられないものがあったり、食べたものが逆流してしまうことがあったりするため、誘われてもつい二の足を踏んでしまう。

未経験者の多くが誤解しがちだが、がん治療は手術をしたらそれで終わりというわけではない。多くの患者は抗がん剤など薬物療法に加え、再発・転移の可能性や後遺症などとの闘いを続けている。それまで寿命など意識していなかった人でも、「5年生存率」を当てはめられ、孤独と不安の日々が続く。

がんを発症していない人も無関係ではない。新型コロナウイルスの影響で検診や検査を控える人が増え、がんの発見が遅れることも懸念されている。

コロナ禍で健康への意識が高まっている。科学的根拠のない医療情報にだまされてはいけない。治療法や予防法が玉石混淆である今だからこそ知っておきたい、がん治療の「正解」をお届けする。

週刊東洋経済編集部
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