部活も高校選びの重要ポイント。結果を出す部活の共通点を探った。
貴重な放課後を費やして、仲間と好きな競技や創作に打ち込む──。部活動は高校選びの重要な判断材料の1つ。ダンス、歩きながら楽器を演奏するマーチング、放送メディアという「今どき部活」で日本一や世界大会出場といった「超高校級」の部活動をピックアップ。結果を出す部活の共通点は何なのか、迫った。
大阪|同志社香里
ダンスで何度も全国優勝
ストリートダンスで全国屈指の強さを誇るのが同志社香里(こうり)中学校・高等学校ダンス部だ。日本高校ダンス部選手権で6度の優勝経験を持つ。もう1つの大舞台、全国高等学校ダンス部選手権では“バブリーダンス”で知られる大阪府立登美丘高校ダンス部を破り、昨年初の日本一に輝いた。歌番組やCMへの出演依頼も多いチームだ。
評価が高いのは「振りのシンクロ率」と躍動感にあふれた「表現力」。驚くのは振り付けから音楽選び、衣装デザインや自主公演の企画運営まで、ほぼすべてを生徒だけで手がけていることだ。強豪校の多くが採用している振付師やコーチは存在しない。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待