これまでにない異色の教育で次世代を担う人材を輩出する。
大和大学|他大院への進学を後押し
- 学生数…2210人
- 所在地…大阪府吹田市
- 学部…理工、政治経済、教育、保健医療
(注)学生数は2019年5月時点、大学院生は含まない。所在地は主なキャンパス
「『東の早慶、西の大和(やまと)』になる」。大和大学の田野瀬良太郎学長は豪語する。こう話す自信の基は、高い就職率と独自の教育方針だ。
2014年設立の新興大学で偏差値は決して高くない。関関同立(関西、関西学院、同志社、立命館)より低く、産近甲龍(京都産業、近畿、甲南、龍谷)レベルだ。しかし、出口となる就職に強い大学として実績を残している。
保健医療学部は看護師の国家試験合格率が98.9%(20年3月卒業生)と全国平均の94.7%を上回り、教育学部の教員就職率も83.6%(同)と全国有数だ。さらに今年3月に初めてとなる卒業生を出した政治経済学部は、「5000人以上の大企業への就職率が40.7%と、関西のトップ私大が実績として掲げる23%を超えた」(同)。
設立当初は保健医療と教育の2学部で発足し、2年後の16年に政治経済学部を開設した。今年4月には理工学部を新設、卒業生をトップ大の院へと送り込むという「既存の大学ではできない進学指導をする」(同)。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら