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新学部で試される改革力 関西|教養のアップやリーダー育成に本腰

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関関同立、近大が国際化に対応した学部開設などを進める。

関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)を筆頭に有力私大がひしめく関西。18歳人口が減る中、各大学とも積極的に改革を進める。

中でも目立つのは立命館大学だ。注目は2019年新設のグローバル教養学部。最大の特徴は、オーストラリア国立大学(ANU)と提携し、4年間でANUのアジア太平洋学、立命館のグローバル教養学の2つの学位を取得できること。金山勉・グローバル教養学部長が「立命館が次の高みに行くために、願ってもないパートナー」と話すとおり、ANUはQS世界大学ランキング29位の有力大学だ。

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日本と豪州で始まる2つのプログラムがあり、1学年100人のうち立命館側でスタートするのは90人。1~2年生は立命館、3年生はANU、4年生は立命館で学ぶ。実際に豪州に行くのは1年間だが、2年生のときはANUから派遣された教員が立命館で教えるため、ANUにいるのに近い学習環境となる。豪州で始める10人は2、3年次に日本で学ぶ。

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