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アマゾンの市場内部に競争環境をつくりたい [INTERVIEW]アマゾンジャパン社長

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ジャスパー・チャン アマゾンジャパン社長

日本でのビジネス開始直後にアマゾンジャパン社長に就任。売り上げ拡大、カテゴリーの強化を牽引してきたチャン社長に、これまでの歩みと今後の展望を聞いた。

 Jasper Cheung / 1964年香港生まれ、86年香港大学卒業後、キャセイパシフィック航空入社。87年にカナダに渡りP&Gに入社し、2000年まで勤務。その間、90年にカナダ・オンタリオ州のヨーク大学でMBA取得。00年12月にアマゾンジャパン入社。ファイナンス・ディレクターを経て翌年4月に社長就任。東京渋谷の本社入り口には、“ドアデスク”を模した看板が置かれている

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──日本上陸から9年。アマゾンジャパンは今、どういうステージにありますか。

まだ、ほんのデイワン(第1日目)。始まったばかりだと思いますよ。当社はミッションステートメントとして「地球上で最も豊富な品ぞろえをする」と「地球上で最も顧客を大切にする会社になる」の二つを掲げています。これは非常に高い目標で、そう簡単に実現できません。が、私たちは一歩一歩、前に進んでいます。

──この4月にオフィス用品の取り扱いを開始するなど、商品ジャンルを増やしています。

現在、アマゾンジャパンでは約1000万点のアイテムを販売しています。書籍、DVDなどメディア商品から始まりましたが、電化製品、キッチン用品、おもちゃ、ヘルス&ビューティ、ジュエリーなどカテゴリーは増え続けています。カテゴリーを増やすたびに、新たなカスタマー(顧客)が加わっていきます。また、品ぞろえが増えることにより、既存の顧客も、アマゾンをより親密に感じてくれます。

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