有料会員限定

人気沸騰の動物タレント ビジネス面で課題も ペットタレントから“プロ"の動物アクターまで

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
拡大
縮小

今年2月に発売された「ファンキーモンキーベイビーズ」のベストアルバム。そのCMには、器用に手招きをする柴犬が登場。主役級の存在感を放っている。

拡大する
もともと“アマチュア”扱いのペットタレントだが、高度な演技で“セミプロ化”する動物も ©ドリーミュージック・

特集「ペットビジネス」の他の記事を読む

この柴犬は、一般のペットである百(もも)ちゃん(8歳)。現在、予備校のみすず学苑のCMにも出演する人気犬だ。飼い主の稲葉知子さんは、雑誌投稿を機に百ちゃんの出演活動を開始。会社勤めの傍ら、マネジャー業に忙しい日々を送っている。

自分のペットをメディアに出したいと考える飼い主が増えている。10年ほど前までは、メディアに出演するのは映像専門の動物プロダクションが飼育する“プロ”の動物タレントが大半だった。ただ、プロの動物の場合、同行するトレーナー代を含め出演相場は数十万円単位などと高額の場合も多い。ペットのプロダクション最大手・日本ペットモデル協会の小谷ゆみ子プロデューサーは、「テレビ局などメディア側の製作費削減の流れの中、少ないギャラで使えるペットが注目された」と話す。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
日本製鉄、あえて「高炉の新設」を選択した事情
日本製鉄、あえて「高炉の新設」を選択した事情
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
倒産急増か「外食ゾンビ企業」がついに迎える危機
倒産急増か「外食ゾンビ企業」がついに迎える危機
Netflixが日本での「アニメ製作」を減らす事情
Netflixが日本での「アニメ製作」を減らす事情
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
ペットビジネス
ペットタレントから“プロ"の動物アクターまで
現実の動物も凌駕?拡大する電子ペット市場
年商30億円を叩き出す“お化けペット雑誌"
アウトドアにダンス、ヨガから婚活の同伴まで
ペット共生住宅で目立つソフト面整備の遅れ
「うちの子を見て」とネットに撮影作品を公開
いつも一緒「家族化」
法施行から7年経過だがいまだに拒否の店舗も
作家・渡辺眞子が殺処分問題に直言!
「なくならない迷子札」は不法遺棄を防止するか
地域連携で犬猫の安楽死が1ケタに激減
殺処分年間28万頭の現実をいかに変えていくか
安直なペット飼育放棄が招く地球規模の危機
寝たきり、夜鳴き、徘徊…ペットの高齢化対策は
国民生活センターに苦情・相談も増えている
飼い主の動物病院選びは、ますますシビアに
細かく保険料を設定、窓口精算で利便性向上
飼い主と末永く寄り添う「長寿化」 が進行
飼い主のニーズ多様化で新サービスが続々登場
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内