家族の一員であるペットと一緒に、屋内でも屋外でも楽しめるサービスが急増中。
1990年ごろから盛り上がったペットブームも落ち着いてから久しい。従来のペットをめぐる流行といえば、人気犬種を追いかけ、高級グッズで着飾らせたり、カットやトリミングに凝ったり……。
しかし、ここ2~3年は、「ペットと一緒にさまざまな趣味を楽しもう」というムーブメントが起きている。お財布事情も厳しくなって「あまりおカネをかけずに豊かな時間を過ごすには?」と、考える人が増えたことも追い風となった。一時の流行でなくなったからこそ、人とペットの暮らしも多様化を見せている。
ちまたでは、「犬や猫を飼っています」ではなく「犬や猫と暮らしています」と言う人が多いし、「うちの犬」ではなく「うちの子」。ペットがより身近な存在になっている。
近年は「コンパニオンアニマル」という言葉も定着してきた。「ペットを家族として迎え、家族の一員として接する」との考え方が広がりを見せている。「ペット=所有物・マスコット」から「共に暮らしを楽しむパートナー」への意識の変化。
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