ガンダムと日本人 多根清史著

ガンダムと日本人 多根清史著

製作から30年以上を経てなお、絶大な人気を誇るアニメ「機動戦士ガンダム」。この作品がいまだに人々を熱狂させる理由と、物語に内包された戦後日本人の気質を読み解いてみせる。

勧善懲悪ではないリアルな戦争観を提示することによって、アニメを子どもたちから解放した意義。物語に登場する「ジオン公国」をナチスや戦中の日本になぞらえたリアリズム。あるいは、人型兵器である「モビルスーツ」のマスプロダクツに戦後日本のものづくりを当てはめた先見性など、この作品がいかにそれまでのアニメと一線を画していたかを分析している。

登場人物の一人シャア・アズナブルと小沢一郎を比較した論なども独創的だ。

文春新書 819円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 最新の週刊東洋経済
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 中原圭介の未来予想図
  • 男性学・田中俊之のお悩み相談室
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
進撃の商社<br>純利益1兆円への野望

資源価格の反発で総合商社の業績は絶好調、非資源での新規ビジネス創出にも余念がない。純利益1兆円突破への期待も出てきた今、商社の実力を総点検する。5大商社のトップがそろい踏み、「人材編」にはイラストで各社のキャラ解説も。