ひろ:結局、好きなことじゃないとできません。ほかにないものだと自分で作ってみたいと思うのですけど、ほかにもあるものだったら別に自分が作る必要はないし、あるものを見ればいいと思ってしまいます。このモデルをパクれば儲かるという方法論は思いつくのですが、やるとしても誰かにやらせますね(笑)。
だから、おそらくあまり努力できないタイプです。努力ができる人は、好きじゃないことも努力できますよね。僕は面白くなければできないのです。性格の問題なのですが、感情のコントロールはあまりできていないほうだと思います。
原田:ご本人は努力と認識していなくても、好きなことに対しては人よりもハマれるタイプなのではないでしょうか。
ひろ:2ちゃんねるもニコニコ動画も、ライバルがいないところを狙ったので、努力をしようがしまいが実は結果は変わらないのです。ライバルがいるときは、ライバルより努力をしないと上にいけませんが、マーケットに誰もいないときは、自分たちしかいないから頑張らなくてもやっているだけで人が来る。そうやってダラダラできるのが好きなだけです。
原田:ユーチューブはニコ動のライバルではないのですか。
ひろ:ユーチューブは動画を載せる場所ですが、ニコ動は動画にコメントを入れるのが楽しいという、コミュニケーションが売りの場なのです。ユーチューブのように世界中の優秀な人が作った動画である必要はまったくない。そこでコンテンツ勝負をしちゃうと、最終的にはテレビ番組より面白いものを作らなければけないので、そっち側には行かないのです。まあ、リアルイベントの「ニコニコ超会議」に関しては、当初4億円以上の赤字を出したりして、費用対効果としてどうなの?と、思ってましたけど。
原田:なるほど。さまざまな動画を扱う以上、削除要請が多くて大変そうですね。
ひろ:そうでもないですよ。昔はゲームメーカーやアニメの制作会社から動画の削除要請がよくきましたけど、実はプロモーションになるということがだんだんわかってきたみたいで、削除したら「こっそりプロモーションでやってるのに削除しないでください」と、怒られたことがあります(笑)。
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