希望のつくり方 玄田有史著

希望のつくり方 玄田有史著

著者が2005年から取り組んできた「希望学」の研究成果を1冊にまとめた。希望学とは、希望を単なる個人の心の持ちようとしてだけでなく、会社や地域、国など、個人を取り巻く社会のありようとの関係から考察するもの。

本書の調査では、日本の大人の3人に1人は希望がないと答えている。そうした中、未来を担う若者たちはどうやって希望を創出していけばいいのかを、統計学などを駆使して多角的に検証している。

特に、岩手県釜石市で行ったフィールドワークが興味深い。釜石は、製鉄所の閉鎖や人口減少などで街が疲弊した歴史を持つ。しかし、希望再生の取り組みに成功し、現在はそれまで以上の活気を取り戻している。その秘密に
迫る。

岩波新書 798円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
  • コロナ後を生き抜く
  • iPhoneの裏技
  • 岐路に立つ日本の財政
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
地銀 最終局面<br>首相が追い込む崖っぷち

遅々として進まなかった地銀再編。しかし菅義偉首相は明確に踏み込みました。全国の地銀はどう動くのか、現状を徹底取材。今後起こりうる地銀再編を大胆予測。さらにビジネスモデルや行員の働き方にも注目し、地銀が生き残る道について探りました。

東洋経済education×ICT