後悔しない「不妊治療の病院選び」ポイント5つ 体外受精を行う病院は日本に約600あるが・・・

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⑤医師やスタッフが信頼できるか

不妊治療は、通院回数も多く、期間も長い。そのため、治療内容のみならず、クリニックの医師・スタッフとの相性も重要になります。

「不妊治療で最も大敵なのはストレス。まずは受診してみて、医師の態度や説明は丁寧でわかりやすかったか、毎回顔を合わすことになる受付の印象はどうか、看護師は親切に接してくれたかなどをチェックしてみる。通ってストレスがかからないことが、結局いちばん大切」(森本院長)

また、ファミワンの西岡氏は「複数のクリニックで初診の受け比べをしてみるのもあり。同じ質問を複数の医師にしてみれば、違いがわかることもある」と言います。

信頼できるクリニック選びを

保険適用で経済的負担が軽減されても、身体的負担や精神的負担が軽くなる訳ではありません。

不妊治療は終わりが見えないからこそ、信頼できるクリニックでできるだけ納得感の高い治療を受けたいもの。この記事が、そのクリニックと出会う一助になれば幸いです。

(2日目第2回は40歳を前に「卵子凍結」した女性の偽らざる本音

吉田 理栄子 ライター/エディター

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よしだ りえこ / Rieko Yoshida

1975年生まれ。徳島県出身。早稲田大学第一文学部卒業後、旅行系出版社などを経て、情報誌編集長就任。産後半年で復職するも、ワークライフバランスに悩み、1年半の試行錯誤の末、2015年秋からフリーランスに転身。一般社団法人美人化計画理事。女性の健康、生き方、働き方などを中心に執筆中。

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