マリオシリーズで最も売れた作品
今回紹介する『マリオカート8デラックス』は2017年4月28日に発売されたNintendoSwitch用のカートレースゲームである。
発売から5年近く経つゲームだが、発売以来ずっと売れ続け、今年1月には国内での累計販売本数が440万本に到達。世界での累計販売本数は昨年12月の段階で4335万本に達している。
これまでマリオシリーズでの最高売り上げは、ギネスブックにも登録されている『スーパーマリオブラザーズ』の4024万本であり、この金字塔を大きく上回る数字だ。
しかも他ハードとの合算ではなくNintendo Switchだけでの売り上げということで、本作の人気がそのまま任天堂のハードであるSwitch人気をも支えているということになる。まさに現在の任天堂の強さを表す1本と言えるだろう。
発売から時間が経っていることもあり、永らくアップデートのなかった本作。だが、2月10日のニンテンドーダイレクトで過去作の合計48コースが有料DLCとして発売されることが発表され、ゲーム寿命がまだまだ延びることが決まった。
このDLCでマリオカートシリーズへの注目を集めて、有料DLCの配信が一段落付いたところで、開発中と噂の『マリオカート9』の発表があるのではと僕は予想するが、しばらくは8の時代が続きそうだ。
では、発売から5年も経った8は、なぜこれほどまで売れ続けているのだろうか? まずは上級者と初心者が一緒に遊んでも楽しいゲーム性にある。
ひとりでコースを黙々と何度も走り最速を目指すのも良いが、やはりマリオカートの華は、アイテムで相手を妨害したりされたりで大白熱のレースモード。僕は初代スーファミ版マリオカートの世代であり、もちろんリアルタイムで遊んでいた。
当時は対戦は友達が集まらないとできず、ひとりでタイムアタックをして黙々と遊ぶことが大半だった。だが、今の時代はインターネットを介しての対戦で、いつでも誰かとアイテムを使いまくった白熱のレースを楽しむことができる。
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