私の場合、ゲーム終盤で急にほかのプレーヤーから「きっとお前がインポスターだ!」と疑われたので、「いやいや違う! お前が犯人だろう!」と言い返し、激しく議論になったことがありました。
相手からすれば私が疑わしく、私からすれば疑ってくる相手こそが犯人に見えるわけです。しかし結果は、疑い合っている自分たちではなく、静観していた第三者がインポスターなのでした。
おまけにその議論で無駄に時間を使ってしまったせいで、クルー側は敗北。あんなに熱く議論したというのにまったく見当違いだったと、ゲーム終了後はみんなで爆笑しました。
誰かと同じ時間を共有するのに最適なツール
インポスターが明らかに証拠を残しすぎて一瞬でバレてしまったなんてこともありました。これもインポスター側からすれば敗北ではあるのですが、そのプレーヤーのおちゃめな失敗ということで、参加者たちにとっては楽しい思い出話になったのです。
そう、『Among Us』は確かにルール上の勝敗を決めるゲームなのですが、実際には参加している人たちがコミュニケーションを楽しむゲームなのです。勝っても楽しく、負けても楽しい。結果ではなく、みんなで仲良く議論して、楽しく疑心暗鬼に陥ることができるのです。
それこそ、ゲームというより「コミュニケーションを円滑にするツール」と表現したほうがふさわしいくらい。誰かと同じ時間を共有するのに最適なゲームであり、遊んでいる人の楽しい様子を見た別の人がまたプレーしたくなるのです。
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