プチプラ服でも素敵に着こなす人が外さない鉄則 ブランドや値段、顔立ちやスタイルの差を覆す

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シンプルな普通の服に見えるけれど、トータルでいい雰囲気があふれている。「なんか素敵」と、内側から自然な魅力や存在感を感じさせる。周りにそんな人はいませんか? おしゃれとは、手持ちの服の数より、ブランドや値段より、最終的に着こなしによって差がつきます。アイテム自体より、顔立ちやスタイルの差より、着こなしの差のほうが人の印象を決定づけるのです。

では、着こなし力とはなんでしょう?簡単に言うと、服の着方によって、動きを出したり、表情をつけること。SNSやブランドのサイトの写真を見てみると、服をそのままのっぺりと着て、仁王立ちしている姿など、1枚もないですよね?くしゅくしゅと腕まくりしていたり、襟を遊ばせたり、ボタンを開けたり閉めたり。それによって服に動きが出ています。これが着こなし力です。すごく細かいポイントなのですが、これをやるのとやらないのでは、服の表情が変わってきます。

私たちスタイリストが撮影現場でやっていることも、まさにこれ。「あれ?似合わなくなった?」と思ったら、そこで諦めないで、服を自分に似合わせていく作業を行っていきましょう。

同じ服でもウエストマークの位置を変えれば印象が変わる

大人女子は服から肉感がでないようにすることが大切

30代後半以降になると、どんなにスリムな人でも、思わぬところに贅肉がつきます。その肉感をなるべく拾わないことが老けないように見せるコツであり、服をきれいに着こなすための大前提です。洋服の生地にもよりますが、NG写真のように1枚でワンピースを着るとゆったりして太って見えてしまうことがあります。

服を着たときは、前からだけでなく、後ろもしっかりチェックが必要。ブラジャーやブラトップなどのカップ付きのキャミソール、お尻など、大人ならではの肉感は背面に出ることがほとんどです。鏡でチェックするだけでなく、少し動きながら動画で自撮りしてみると、客観的に判断しやすくなります。

私自身、前後に体をゆらしたり、しゃがんだりして動いてみて、肉感をチェックしています。仁王立ちしたときには気づかない肉感が発見されることも!モデルのようにスタイル抜群でない限り、自分の体型に合わせて、服を「着こなす」ことは必要不可欠。手持ちの服で肉感が出てしまったり、ピタピタなものがあったら、そのまま着るのはやめて「カバー」してしまいましょう。トップスならロングカーディガンを重ねたり、ボトムスならチュニックやロングブーツが便利です。

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