ツイッターで「読むべき人」を見抜く超簡単5秘訣 あなたは「魔界の専門家」に騙されていないか
まずは、「記事についてどうコメントされているか」を見極めることである。
「まともな記事」にも「批判・反論」は必ずある
ある記事をネットで見つけたら、その記事のURLをツイッターの検索画面にコピペして検索する。すると、その記事について、ツイッターでさまざまな人がコメントしているのを一覧で読むことができる。
ここで気をつけなければならないのは、「どんなにまともな記事であっても、批判したり罵倒したりする人は必ず一定数はいる」ということだ。だから「批判されている」「反論されていた」というだけでは、その記事の妥当性を判断する材料にはならない。
次は、さまざまなツイッターコメントの中から「専門用語を使っているか」「専門的な見地からコメントを書いているように思われるか」という視点でコメントをピックアップすることである。門外漢の批判は、専門用語を使っていないことが多い。
たとえば、新型コロナのような感染症について、ワクチン接種を医師がすすめる記事があったとしよう。
この記事にツイッターで「ワクチンの副作用が心配だ」と書いているようなコメントは門外漢である。ワクチン接種が原因で起きる症状は「副反応」だ。
このような専門用語は、読んでいる側のわたしたちは、最初は知らないことが多い。そういう専門用語は「グーグル検索」をするのである。
たとえば「ワクチン」で検索すれば、厚生労働省や日本感染症学会や医師会などのウェブサイトが検索結果に出てくる。そういうしっかりとした権威のあるウェブをざっと読んで、アウトラインを知っておくのだ。
しかし、すべてを丁寧に読む必要はない。厚生労働省など省庁のウェブサイトをちょっと眺めておくだけでも、十分な事前知識は得られるはずである。
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