ヨーグルトの「腸を汚す食べ方」意外すぎる4大NG 残念!日本人に多い「もったいない食べ方」は?

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また、「スローの食品」には、「小松菜」や「ほうれん草」といった多くの野菜が含まれます。

【✕NG例4】ヨーグルトのグリーンスムージー(ヨーグルト×小松菜・ほうれん草)
グリーンスムージーと小松菜(写真:Mills/PIXTA)

そのため、「アダムスキー式腸活法」では、「ヨーグルト」と「小松菜」や「ほうれん草」が一緒になった「グリーンスムージー」もNGだと考えられています。

スムージーを作るときには、「フルーツ✕ヨーグルト」の組み合わせで「ファストのスムージー」にしたり、「豆乳✕小松菜」で「スローのスムージー」にしたり、工夫をする必要があると思います。「牛乳」は「ニュートラル」でどちらのスムージーにも使えるので、とても便利です。

「腸を詰まらせない食べ方」を

冒頭で紹介したとおり、「ヨーグルト」は「乳酸菌」や「ビフィズス菌」を含んだ発酵食品で、腸内環境を整えてくれる優秀食材です。

けれども、アダムスキー博士は「体にいいからといって、健康にいい食べ物を摂取するだけでは不十分」「どんなスーパーフードでも、腸が汚れていると、奇跡を起こせない」と話しています。

腸に汚れがたまっていると、食べ物に含まれる体にいい成分も体内にうまく取り込まれず、そのまま外へ排出されることも多くなるようです。また、あまりに長いあいだ腸内にとどまった食品は腐敗し、それが腸の汚れの一因になると考えられています。

腸が「本来の働き」をし、食べ物がもつ栄養を体に取り込めるようにするために、私たちは「ファスト」と「スロー」を分けて食事をとり、腸に汚れをため込まないことが大切になります。

ぜひ、みなさんも「アダムスキー式腸活法」を参考に、「腸の汚れ」をためず、食べ物に含まれている体にいい成分をきちんと取り込める「健康な腸」を手に入れてみてください。

(医学監修:澤田幸男/医学博士、澤田肝臓・消化器内科クリニック院長)

森 敦子 翻訳家

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もり あつこ / Atsuko Mori

東京外国語大学イタリア語専攻卒業。アパレル企業勤務を経て翻訳の道へ。現在は書籍およびビジネス文書のイタリア語翻訳を行いながら、フリーランスでイタリア語を教える。

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