ファッションで変貌する心斎橋、アジア圏からの観光客が急増

ファッションで変貌する心斎橋、アジア圏からの観光客が急増

大阪を代表するアーケード街・心斎橋筋商店街が、全国屈指のファストファッション街へと変貌している。

「ユニクロ」初の大型店が2004年に進出したのを皮切りに、07年にはスペインの「ZARA」、今年3月にはスウェーデンの「H&M」が開業。さらに10月、ユニクロが売り場面積2640�の巨大店を開く。これまで営業していたユニクロ店舗跡地には、系列の「ジーユー」が国内最大店を開店する計画だ。

心斎橋に巨大店を構える理由についてユニクロは、「アジアなど海外への情報発信地としてのポテンシャルが高い」ことなどを挙げる。心斎橋はアジア圏からの観光客が急増しているうえ、周辺にショッピングゾーンやブランドショップが隣接していることもあり、海外出店の際のモデル地域になると見ているようだ。

心斎橋はここ数年、消費不振の影響で人影がまばらだった。それが、新店効果で今春から潮の流れが一変。通行量は3月に前年同月比110%となり、その後も高水準の人出が続いている。衣料系以外でも、4月には米国発祥の「クリスピー・クリーム・ドーナツ」が開業し、注目度が一気に高まった。心斎橋筋商店街振興組合の前田雅久事務局長は「(米ブランドの)フォーエバー21もぜひ来てほしい」と強い期待を寄せる。今後ますます活気が出てきそうだ。

(梅咲恵司 =週刊東洋経済2010年9月18日号)

※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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