2022年の株式市場は「大荒れの年」になりそうだ

「壬寅(みずのえとら)」は常識が覆される年

1962年の壬寅の相場を例にとっただけでもものすごい年だったことがわかるが、ここで改めて「支」の寅と「干」の壬を別々に見ていこう。

寅年の日経平均は過去「1勝5敗」

まず、寅の相場格言は「寅千里を走る」といわれるが往来相場が少なくない。また圧倒的に負け越し。日経平均株価は1950年(昭和25年)以降の平均騰落率が+1.8%と十二支中10位。過去6回の勝敗は、1勝5敗で十二支中12位と最下位(上昇年はウォーターフロント相場と呼ばれた1986年のみ)。年間騰落率や主な事件は以下のとおりだ。

1950年:▲7.3%、主な事件:「朝鮮戦争」(6月)
1962年:▲0.8%、同:「キューバ危機」(10月)
1974年:▲11.4%、同:「ニクソン大統領辞任発表」(8月)、「田中角栄首相辞意表明」(11月)
1986年:+42.6%、同:「チェルノブイリ原発事故」(4月)「金融ビッグバン」(10月)、「国鉄分割・民営化関連法案8法成立」(11月)
1998年:▲9.3%、同:「橋本龍太郎首相退陣」(7月)、「ロシア危機」(8月)「日本長期信用銀行の国有化」(10月)
2010年:▲3.0%、同:「ギリシャ危機の世界への波及」(4月)

こうしてみると、下落は戦争、国外の危機、国のトップ辞任、銀行の国有化などがきっかけとなっていることが多い。また、年後半で10月のボトムが多いことも特筆される。2022年の寅年も、こうした出来事があると、下落の年になるかもしれない。

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