2022年はいよいよ「深刻な危機」がやってきそうだ 株式市場が伝える「インフレ懸念」の「真実」とは?

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競馬である。

12月も後半。こんな時期に真面目に競馬をやっているのは、オーストラリアは南半球だから当たり前として、北半球では香港と日本だけだ。欧米はシーズンオフ。香港は温暖だから別にいいが、地球温暖化とはいえ、この厳寒期に競馬をやる、しかもエリート中のエリートが集まるレースをやる日本は異常だ。

さて、その香港では12日は「G1ウィーク」で、日本馬も多数参戦した。芝1200メートルで争われる「香港スプリント」は、ライブ中継を見ていたこともあり、自宅の洞窟で悲痛な叫びをあげてしまったし、もう思い出したくないが、福永祐一騎手もピクシーナイトも命には別条がなかったのが唯一の救いだが、2頭の馬は予後不良となった。痛ましい。

2021年のJRA年度代表馬は?

芝2000メートルの「香港カップ」は、ラヴズオンリーユーが、アメリカブリーダーズカップに続きG1で2連勝。これで同馬は海外G1で3勝目となり、一躍今年のJRA年度代表馬の有力候補となった。

実際、今年の年度代表馬は26日の有馬記念次第ではあるが、もめるだろう。皐月賞と天皇賞を制したエフフォーリアが勝てば、日本のG1で3勝、しかも3歳で古馬相手に2つG1を勝ったことになる。しかも、11月のジャパンカップに勝った3冠馬コントレイル(4歳)に完勝しているからこれが有力か。

もし、クロノジェネシス(5歳)が勝てば、国内では2戦2勝。しかも、その2戦が、春秋(冬だが)グランプリ完全制覇、しかも昨年に続き2年連続、ということはグランプリ4連勝ということで、こちらも有力。私個人としては、国内G1よりも海外遠征で3勝しているラヴズに投票したいところだ。

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