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現代を生きる私たちが「絶望」しやすい根本理由 「何かを成し遂げなければならない」という病

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佐渡島:なるほど。僕は「絶望」について考えていたら、羽賀君が絶望する方法を思いついてしまった。

羽賀:えっ、それ今聞いて大丈夫ですか!?

佐渡島:僕が死ぬ間際に、「羽賀君のマンガ、実はこれまで一度も面白いと思ったことがなかったんだ……」って言ったら、絶望するだろうなあって(笑)。

羽賀:なんかすごいうれしそう(笑)。それが現実に起きたとしたら絶望するなあ。

佐渡島さんは絶望したことありませんか?

「絶望」と「諦める」は違う?

佐渡島:うーん……。「がっかり」とか「失望」はあるけど、絶望は感じたことないなあ。

「コルクを成長させていく」という目標に対しても、たとえばGREEかDeNAって、創業から5年経ったころにはもう売り上げ1000億円で上場して、社員も100人を超えていたんだよ。マーク・ザッカーバーグやビル・ゲイツともなると、世界規模で偉業を成し遂げている。彼らに圧倒的な差を感じてはいるけれど、それは絶望ではなく「すげえ」という感情。「自分はしょぼいなあ」と思いながらも、頑張るしかない。

石川:期限を区切るとそこがゴールになるから、その時点で望みが叶っていないと、自然と絶たれることになってしまうよね。僕なんて1日で実感しようとしていたし(笑)。

佐渡島:期限もそうだし、自分の体力やキャパシティーがなくなると、絶望しやすい状況になるだろうな。でも「諦める」と「絶望」は違うよね?

石川:絶望はある意味、希望を抱き続けることを諦めたということだと思うよ。逆に諦めないかぎりは、たとえ望みが叶わなくても絶望せずにいられるかもしれない。

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【自分と向き合う「自我」が絶望を生み出す】

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