今が旬の「上海ガニ」12月はオスを食すといい理由 季節と好みに鑑みながらスマートに注文する方法

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このオス・メスでおいしい時期が異なり、一般的に9月〜10月はメスのシーズン。11月下旬以降は卵がやや硬くなるため、オスの旬となります。味噌と白子の味がどんどん濃厚になるそうで、つまり今(12月)はオスのベストシーズンというわけ。

まあ、あくまで好みなので、カニも人間もメスが好き、という方もおられるでしょう。そこは各人におまかせします。

「上海蟹の姿蒸し(清蒸大闸蟹)」1杯)4000円〜(写真:菅野祐二)

蒸しがにの解体はプロにおまかせ!

上海ガニの基本の食べ方である「蒸しがに」は、高級店であれば卓上でプロのサービスマンがバラシてくれます。専用のハサミを駆使しながら、細かいカニ肉を集めていく様子はそれだけで1つのエンターテインメントとして価値のあるもの。じっくりと拝見しましょう。

ただ、毎度高級店に行くのも大変だし、自分で上海ガニをバラす日もいつかやってくるかもしれません。そんなとき、知っておきたいテクニックがこちら。

上海ガニの脚は細く、こんなところに身が入ってるの?と思いますが、甘い身が詰まっていますので、しっかりかきだして食べましょう。

「姿蒸し」はすりおろした生姜を入れたお酢をつけていただきます(写真:菅野祐二)

中国ではカニは体を冷やすといわれるため、ショウガを入れたお酢で味付け、体を温めながらいただくのが基本です。

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