寝る前の「スプーン1杯のはちみつ」で痩せる理由 熟睡につながり、肥満解消になる

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はちみつは、血糖値を緩やかに上げて、長時間血糖値を安定させる働きがあります。ブドウ糖と果糖がバランスよく入っていることが、この血糖値の安定を作ってくれていると考えられています。

これを言うと、「寝る前にはちみつなんか舐めて太らないの?」という疑問もよく受けます。ただ考えてほしいのですが、ティースプーン1杯のはちみつは、糖質は5g、カロリーは20kcalしかありません。これくらいのものを舐めたからといって太ると思いますか? 

もちろん、20kcalでも積み重ねれば太るという意見もわかります。しかし、はちみつで睡眠の質が高くなると食欲が落ち着き、20kcalとは比べ物にならないくらいの、摂取カロリーが抑えられるのです。

夜中に目が覚める、噛みしめがある、しっかり寝ているつもりなのに日中に眠い、というのであれば、ぜひ寝る前にティースプーン1杯のはちみつを試してみてください。

最高の減量食品「ブルーベリー」

あなたは、果物に対してどのようなイメージをもっているでしょうか? 糖質制限がはやってから、「果物に入っている果糖は太る」という印象をもっている人は多いはずです。

しかし実際には、果物はダイエットには最適な食品だと考えてください。

まず、果物はグラム当たりのカロリーがかなり低いです。例えば、鶏肉は100g当たり200kcal以上ありますが、果物であるイチゴは100g当たり30kcalしかありません。

これは、果物に脂肪が少ないことと、水分が豊富に含まれていることが関係しています。脂肪はグラム当たりのカロリーが高く、水は重量はあってもカロリーはありません。なので、脂肪が少なく水分量が多い果物は、たくさん食べてもカロリーオーバーにならないのです。

また果物には日本人が不足しがちなビタミンがたくさん入っています。ビタミン不足は、ホルモンバランスを崩して食欲や代謝を乱すことにつながります。そうしたビタミンを補うことができるのが果物なのです。

『101の科学的根拠と92%の成功率からわかった 満腹食べても太らない体』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

もちろん、果物も食べすぎれば太ります。しかし実際には、果物は必要量を満たしている人のほうが少なく、積極的に食べたほうがやせやすくなるというのが現状なのです。

中でも、ブルーベリーは低カロリーでビタミンCがダントツに多く、ダイエット中にお勧めの果物になります。ビタミンCは、ストレスを和らげることでストレス食いを防ぐ効果があります。

ストレス過多の現代社会、ダイエットにおいてもこのストレスをどう緩和させるかは、非常に重要になります。そうしたストレスの緩和に有効なのがブルーベリーなのです。

さらに、ブルーベリーはスーパーやコンビニなどに冷凍で売っているため、手軽に購入できるし、家に常備しておくこともできます。これも、ブルーベリーをお勧めする理由の1つです。

もしブルーベリーが嫌いでないなら、食事の1品や間食としてブルーベリーを積極的に食べてみてください。

富永 康太 食欲コントロールダイエット協会代表理事

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とみなが こうた / Kouta Tominaga

西日本リハビリテーション学院卒業後、理学療法士として、延べ3万人の患者の治療に携わる。
その中で、「体に元々備わっている機能を正常に戻す」理学療法士の根本的治療の知見が、体重コントロールにも通ずることを実感し、ダイエットについて学び始める。2016年5月に体質改善サロンとして「Leaf」開業。
2019年「一般社団法人 食欲コントロールダイエット協会」設立。
オンラインサロンでは、年間200人を超える人のダイエットを指導。
情報発信としてSNSでも積極的にダイエットに関する情報を日々発信しており、SNS総フォロワーは15万人を超える。

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