フランス人が過ごす日常に垣間見える素敵な風景 メーデーのスズラン、PTA会、オーガニック商品

拡大
縮小
オーガニックショップ(撮影:Yui TANIGUCHI)

オーガニックを選ぶ意識

BIO(ビオ)と呼ばれるフランスのオーガニック商品。有機農法で育てられた農産物や加工品といった食品はもちろん、コスメや洗剤なども生活に浸透しています。

最近は大手スーパーMONOPRIX(モノプリ)やCarrefour(カルフール)にもBIOのコーナーは必ずあり、オリジナルブランドも展開されています。

『フランスの日々の暮らしごと 365日の小さな幸せ』(祥伝社)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

Biocoop(ビオコープ)やNATURALIA(ナチュラリア)などのオーガニックの専門店では、サステナブルでエコな日用品やキッチン用具、掃除道具、生活雑貨も手に入ります。

近年増えてきているのは、プラスチックゴミを出さない生活のための商品。蜜蠟(みつろう)とオーガニックコットンで作られた、繰り返し使えるラップや、フルーツや野菜の切り口を覆うシリコン製のカバー、天然素材のスポンジ、豆やパスタを保存するガラス瓶などです。そして化学薬品ではなく重曹や酢を使った掃除用洗剤も。店内には、シンプルで地球に優しい暮らしのヒントが溢れています。

Photo&text:Yui TANIGUCHI(谷口唯衣/イラストレーター)

前回記事:フランス人が愛する」何とも美しく落ち着く場所(12月4日配信)

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本製鉄、あえて「高炉の新設」を選択した事情
日本製鉄、あえて「高炉の新設」を選択した事情
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
半導体需給に変調の兆し、歴史的な逼迫は終焉?
半導体需給に変調の兆し、歴史的な逼迫は終焉?
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT