ドイツで新型コロナウイルス感染症の死者数が10万人を突破した。新たな波が感染件数を引き続き押し上げており、一部のホットスポットの病院は重圧にさらされている。
ロベルト・コッホ研究所(RKI)の最新データによると、パンデミック(世界的大流行)が昨年始まって以来、ドイツで計10万119人がコロナ感染症で死亡した。これは同国の中規模都市の人口に匹敵する。
25日午前までの24時間でさらに351人の死亡が報告された。1日当たりの新規感染者数は7万5961人と過去最多を更新。7日間の発症率も10万人当たり420件と過去最高となった。
ドイツでは新しい連立政権が12月に誕生するが、発足後しばらくはパンデミックとの闘いが政策課題の大きな部分を占めることになる。
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